神津にいくばぁ!の神津島ブログ

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北へ!その5



北海道上陸
そしてさらに北へ

昨晩、急行はまなすは22時42分発の予定であったが、接続電車の関係で15分程遅れの22時57分で出発することになった。

接続する電車は遅れているのにも関わらずゆっくりとホームにやってきて、ドアが開くと、客が慌ただしく乗り換えてきた。客が荷物を置く間もなく、ガタンっと音を立てて客車は動き出した。

車掌の慣れた車内放送は流し聞きにし、青森の駅前で買った発泡酒で乾杯をした。静かな車内には、ガタンゴトン、ガタンゴトンと繰り返す鉄道ならではのBGMが流れ、そこに発泡酒を開ける際のぷしゅっじゅじゅじゅじゅーという、音が加わり、夜行列車の夜が更けていく。

窓の外には道路の街灯であろう橙色の光がぽつぽつ連なるぐらいで、何があるのかさっぱりわからない。トンネルをくぐっては出て、くぐっては出てを繰り返すと長い長いトンネルに入ったようだ。窓の外には街灯すら見えなくなった。

このトンネルは昭和63年3月13日津軽海峡線として開業したので、ひとつばかり先輩のようだ。ひとつ上の兄貴と同級生となる。そんな親近感を覚えたそんなトンネル、青函トンネルに入ったのだ。

深い海底よりもさらに深いところをトンネルは通り、下へさらに下へ、深くさらに深く、すすんでいる。そのあたりから睡魔に襲われ、自然と顔は下を向き、深い眠りについた。

車内案内が聞こえて目が覚めた。青函トンネルはもうすでに抜けて、函館の近くまで来ていたようだ。よく寝たと思っても時間にしてみたら2時間程度で、やはり椅子席ではゆっくりできないなぁーと歎いてしまった。

寝ては起き、寝ては起き、時々お尻をとんとんしていると、気づけば定刻より6分遅れの朝6時1分、新札幌駅に到着した。朝と言っても、厚い雲に覆われ雪はこんこん、真っ暗である。だが、寝静まった街ではなく、人が動き始めている気は感じられた。そんな、新札幌駅からはタクシー代ワンメータ730円で厚別駅に向かった。
なぜ新札幌駅からタクシーに乗るかというと、このまま急行はまなすに乗って、終点の札幌駅まで行ってしまうと、厚別駅から乗れる旭川行きの電車に乗れず、その日のうちに稚内駅へ行くのが難しくなってしまうのである。

こうして6時1分新札幌駅着、すぐさまタクシーに乗り、6時間8分に厚別駅着という慌ただしい行程をこなした。

旭川行の電車に乗っていると、空がだんだん明るくなってきた。気づくと暗闇だった車窓は一面雪景色に。ふわっ、ふわっと雪は降り続き、北海道に来た実感を沸かせてくれた。

旭川、名寄と乗り換えて、北海道のどまん中を走っている鉄道に乗り、
さらに北へ

この電車の終点は

稚内。

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プロフィール

中村圭

Author:中村圭
中学卒業まで神津島で暮らし、高校から本土へ上京。大学を卒業し、本土で働く。そして、島に戻り、島人として生活をします。

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